日時 令和8年8月9日(日)
会場 彩の国すこやかプラザ2階 セミナーホール
受講者:167名(本会会員:106名 他都県会会員:13名 会員外:48名)
8月の夏休みになる日曜日でしたが、多くの方に参加していただきました。
今回の研修会は、令和8年度診療報酬改定において新設された「口腔機能実地指導料」に対応するための研修会でした。
より専門的な指導を評価する独立した項目となり歯科衛生士として必須の研修内容です。
今回は2人の講師をお招きして、充実した内容でした。
演題1:「口腔機能低下症の知識と指導のスキル」
講 師:菊谷 武 先生
日本歯科大学教授 口腔リハビリテーション多摩クリニック院長
日本老年医学会専門医・指導医、摂食機能療法専門歯科医師
講演2:「口腔機能発達不全症の知識と指導のスキル」
講 師:浜野 美幸 先生
千葉歯科医院院長
東京歯科大学小児歯科学講座 昭和医科大学歯学部口腔衛生学 非常勤講師・兼任講師
活動レポート
REPORT
令和8年度口腔機能実地指導対応研修会
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演題1:「口腔機能低下症の知識と指導のスキル」
講演1では、日本歯科大学教授・多摩クリニック院長である菊谷武先生に講演いただきました。
内容は、(1)口腔機能低下症の概要
(2) 口腔機能低下症の検査法
(3) 口腔機能低下症の管理法
日本人の老いと歯科医療の関わり、口腔機能低下症の基本的考え方、オーラルフレイル、フレイル対策の意義 についてお話いただきました。
患者さんの今だけではなく、5年後、10年後もしくは、歯科医院に何かしらの事情で通えなくなってしまった時の事を想像できる視点を持つことが大切だと感じました。また、口腔機能の低下症の管理法についても症例を交えながらわかりやすく講演をいただきました。
講演2:「口腔機能発達不全症の知識と指導のスキル」
講演2では、千葉歯科医院院長の浜野美幸先生にご講演いただきました。
内容は、(1)口腔機能発達不全症の概要
(2)口腔機能発達不全症の検査法
(3)口腔機能発達不全症の訓練法
(4)口腔機能発達不全症の実地指導方法
口腔機能発達不全症の治療は、「食べる・話す」などの口腔機能が正しく発揮できるお口をつくることであり、成長段階にあわせて口腔機能が発達できているのか気が付いて指導できる視点とスキルが必要だと感じました。
訓練法や実地指導については、実際の症例の写真を提示しながら説明を頂きました。
検査方法にだけとらわれずに「歯」の事だけではなく、「食べること」「話すこと」などの困りごとを聞くことが大切です。
訓練においては、目標を大きくしないで小さな目標をから少しずつ「できた!」を増やしていくアプローチで子どものやる気をうまく引き出せるようにするコミニュケーションが大切だと感じました。
研修の最後にはお二人の先生から
「歯科衛生士の活躍を期待しています!」と力強いお言葉を頂きました。