埼玉県歯科衛生士会では、埼玉県内の地域ごと9つの支部に分かれて各種活動を行っています。

活動レポート

REPORT

令和6年度フォローアップセミナー

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投稿日 2024.07.25

日時:令和6年7月21日(日)13:00~15:10

会場:彩の国すこやかプラザ2F 研修室1.2.3

対象者:入会1~4年目会員

受講者数:26名

1.講演会

演題 eラーニング「口腔内写真~撮影のコツと活用法~」

講師 須貝歯科医院院長 須貝昭弘先生

2.実習

内 容 「実際に口腔内写真を撮ってみよう」

指導者 一般社団法人 埼玉県歯科医師会 理事 髙橋 朗先生

歯科衛生士会に入会後1~4年目の会員を対象とするフォローアップセミナーが開催されました。


第1部:eラーニング「口腔内写真~撮影のコツと活用法~」

はじめに須貝昭弘先生のeラーニングによる演題「口腔内写真~撮影のコツと活用法~」の講義がありました。

「何のために口腔内写真を撮るのか?」について4つの効果があることを学びました。病状の説明に活用することで患者さんの理解・モチベーションに繋がり術者としても伝えやすいこと。治療内容を患者さんが納得・評価できること。経年変化の確認ができること。術後経過の興味・評価などを挙げていました。

またカメラの選び方、口腔内写真撮影に必要な機材、写真の撮り方では歯科衛生士が扱いやすいもの・注意点などについて具体的に説明していただきとても勉強になりました。

第2部:実習「実際に口腔内写真を撮ってみよう」

次に髙橋朗先生のご指導による実習は「実際に口腔内写真を撮ってみよう」という内容で行われました。実習の前に口腔内写真の取り方のワンポイントアドバイスの講義がありました。準備段階で患者さんに撮影目的を説明し同意を得ることが大切であることや記録写真ではなく規格写真であることなど教えていただきました。

3班に分かれての実習は、口角鉤の装着方法、カメラの持ち方、患者さんの姿勢など先生のアドバイスを聞きながら撮影し画像の確認を行いました。相互実習により術者側と患者側双方の視点に立ち撮影のコツを掴むことができました。和やかな雰囲気のなかにも積極的な質問や助言し合う場面が多くみられ、活発で有意義な実習時間となりました。


この記事を書いた支部

埼玉県歯科衛生士会