日時 令和7年6月22日(日)13:30~15:30
会場 彩の国すこやかプラザ 2階セミナーホール
演題 「歯科医院で、口腔癌や前癌病変を見つけよう! 口腔がん早期発見のすすめ」
講師 地方独立行政法人 埼玉県立病院機構
埼玉県立がんセンター
副病院長・歯科口腔外科科長 八木原一博 先生
参加人数 75名
先生のご紹介、埼玉県立がんセンターについてもお話しくださりました。
今日の講演の内容
1、口腔がんの発症と診断
2、口腔がんの治療
3、前がん病変について
4、口腔がん検診について
5、浦和歯科医師会口腔がん検診の様子 に沿ってご講義下さいました。
たくさんの事例や症例写真での説明が分かりやすく、とても楽しく、2時間の講演が本当に短く感じました。
がん治療のポイントとして度々でてきた “早期発見、早期治療に勝てるものなし!!”
口腔がんの根治は手術、早期発見・治療は転移にも大きく関わってくること。術後機能低下も最小限にとどめる事が出来ること。
そして口腔がん罹患者も高齢化が進むなか、やはり高齢者は標準治療となる手術の耐術能(順応力)は低下する為、なお一層の早期発見・早期治療が望まれる事がよく理解できました。
口腔がんかも?前がん病変かも?症状の特徴、色、形、がんではない病変との違いなど、
日々私たち歯科衛生士は、臨床の場で、一番に患者さんの口腔、粘膜の変化に気づくことが拝命とお話くださり、改めてこの講演に参加し学べてよかったと思いました。