日時 令和5年5月21日(日)
13:30〜15:40
会場:彩の国すこやかプラザ 2F研修室
演題:「摂食嚥下障害と栄養」
講師:明海大学歯学部 機能保存回復学講座
摂食嚥下リハビリテーション学分野 教授 大岡 貴史先生
受講者 49名
検温 マスク着用をお願いし、換気を充分に行い開催いたしました。
♢カリキュラムの内容♢
・栄養管理の重要性
・栄養アセスメントの方法
・リハビリテーション栄養
・経管栄養法
・NSTの概念
高齢者は、低栄養者が多く低栄養者の約50%は、ペースト食、軟食など特別な食事を食べているが、ほぼ栄養が足りていない状態になっている。
QOLの向上にはリハビリテーションで筋力アップを図りたいところだが、適切な栄養管理を行わなければの効果が上がらない、そのため栄養アセスメントを活用し栄養障害の兆候にも歯科衛生士は敏感でいる必要がある。
リハビリテーションを始める時、栄養が足りていないとエネルギー不足になってしまいリハビリ性低栄養になってしまう事があるそうだ。
NSTにおいては、リハビリテーションのために嚥下ピラミットなど参考に栄養確保できるよう食の多様性が保てる機能に導く事、リハビリテーション成功には栄養管理が不可欠であるなど歯科衛生士が知っておかなくてはならない貴重なお話が聞けました。