令和5年度 県民フォーラム
日時 令和5年10月22日(日)
会場 川口駅前市民ホール「フレンディア」
参加人数 98名
テーマ 生涯リフレッシュ!口元からのアンチエイジング
今年度も感染症予防対策を怠ることなく、開催を実施いたしました。
始めに、吉岡典子会長の開催挨拶のあと、来賓の紹介、そして
一般社団法人川口歯科医師会、渡辺隆志会長よりご挨拶いただきました。
次に、埼玉県歯科衛生士会の活動に貢献された以下の3名の表彰を行いました。
功労賞 渋谷 弘美 様
永年精励賞 高橋 紀子 様
歯科衛生士賞 野口 真里子様
続いて、講演1では宝田歯科院長で日本アンチエイジング歯科学会監事の
宝田恭子先生をお招きして「美しい健康長寿社会を目指して」という演題でご講演を賜りました。
その中で、全身を流れている100憶本ある毛細血管について言及され、失った血管を復活させる、または劣化させないためには、「かかと落とし」などの程よい運動の重要性を強調されていました。
そのほかにも、呼吸と姿勢の話、骨の役割、だ液の話、パタカラなど、12項目のテーマに沿ってお話されましたが、自分の身体を実際に動かし、体感しながらの講演でしたので、あっという間に時間が過ぎていきました。
関節ケアエクササイズ、パタカラ骨盤底かかと落としトレーニングをご来場の皆さんと一緒に、全員参加で行なったりと、楽しみながら、非常に得るものが多いご講演でした。
講演2では、「私たち歯科衛生士ができること」というテーマで川口支部の
木邨ひとみさん、寺澤はるみさんが活動報告を行いました。
川口支部では、「元気なお口を手に入れよう」 をスローガンに日々活動されいます。
会場の皆さんと一緒にお口の運動を行なったりして、お口の機能の維持の重要性を強調されていました。また、セルフケアとプロフェッショナルケアに加えて、パブリックヘルスケアの重要性についても言及され、この三つのケアが重なってこそ、元気なお口の健康へと繋がるということを話されました。
最後に、活動の一つである、川口市総合防災訓練の中の身元確認訓練についての報告があり、その中での歯科衛生士の役割についても話されました。身元確認作業は日常の業務ではないことなので、大変興味深い話で勉強になりました。