開催日 :令和7年6月8日(日)10:00〜14:00
会場 :大宮ソニックシティ地下1階第1展示場
主催 :(一社)大宮歯科医師会
後援 :さいたま市/(一社)大宮医師会/(一社)さいたま市薬剤師会
(一社)埼玉県歯科技工士会/(公社)埼玉県歯科衛生士会大宮支部
来場者 :350名
歯科衛生士数:19名
大宮ソニックシティにて「第4回 市民の健口フェスティバル」が開催されました。 歯とお口の健康をテーマに、子どもから高齢者まで誰もが楽しみながら学べる地域イベントとして、今年も多くの笑顔に包まれました。
会場では、歯科医師によるお口の健康相談・口臭測定・細菌検査のほか、
歯科技工士による指の模型づくり体験や、歯科衛生士による職業紹介・展示コーナーなど、多彩なブースが並びました。歯科衛生士会では、今年も「ブラッシング相談」「お口の機能相談」「お口の発達相談」「○✖クイズ」「お口の健康体操」「歯科衛生士による職業紹介・展示コーナー」を担当しました。
「8020よい歯のコンクール」では、80歳で20本の歯がある方30名が表彰され、その後お口の健康体操をおこないました。皆さん一生懸命、パタカラ体操や吹き戻しに取組んでいました。
「歯のポスター展および表彰式」では、幼稚園児74名の歯と口に因んだ絵が会場に展示され、その前で写真を撮る家族の微笑ましい姿が見受けられました。表彰された園児と「○✖クイズ」を行い、こちらも大変盛り上がりました。
ゆるキャラ「ヌゥ」とのふれあい、マジックショーやバルーンアートなど、子ども連れのご家族にも大好評の催しが盛りだくさんで、楽しみながらお口の健康について知ることができる、充実した時間となりました。
今年度は、歯科衛生士会のブースが「ブラッシング相談」から「お口の機能相談」へと自然に誘導される配置となり、より多くの来場者が立ち寄りやすい導線設計が工夫されていました。
「お口の機能相談」ではお口の体力測定をおこない、ムーカス・健口くん・舌圧測定を通じて、自分の口腔機能を“数値で見える化”する体験を実施しました。
実際に数値を目にすることで、参加者からは「自分のお口の衰えを実感できた」「これからもっと意識してケアしたい」といった声も聞かれ、気づきの多い機会となりました。
なお、当日、健口くんが音の影響を受けやすい機器のため正常に作動せず、手作業でのカウント対応となる場面があり、一部の参加者の方をお待たせしてしまうなどのご不便をおかけしました。ご理解とご協力をいただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
主催である大宮歯科医師会巻会長からは
「地域に根ざしたイベントとして、年々内容も進化しています。歯科衛生士会との連携で“健口”への関心を高め、地域の皆さまと一緒に健康寿命の延伸につなげていきたい」という声が寄せられました。
今回のフェスティバルには、350名の方々が来場。参加者にはお口の健康グッズの配布もあり、楽しく実りのある1日となりました。
今後も地域ぐるみで「健口」を育む活動が広がっていくことを期待しています。
終了後は会場を移してお疲れ様会を開催し、無事にフェスティバルを終えたことを支部メンバーで労い合いました。各コーナーごとに反省点や今後の課題など意見交換をおこない、来年度に向けての話し合いもおこないました。
また次の活動に向けて、支部の絆が一層深まったひとときとなりました。

