会場:社会福祉法人埼玉聴覚障害者福祉会 オハナハウス
日時:令和4年5月24日(火) 10:30~11:50
対象:オハナハウス職員 12名
出務歯科衛生士:4名
「オハナハウス」は、聴覚に障害のある方のグループホームです。平成25年より行っている「春里どんぐりの家」の歯科保健指導がきっかけとなり、オハナハウス職員の方への口腔ケア研修会の依頼をいただきました。
内容は、前半に「こんな時どうすれば・・・」といった支援する側の困りごとに答える形の講話、口腔機能へのアプローチとしての唾液腺マッサージ、後半は歯ブラシ、タフトブラシ、スポンジブラシ等を使って実習を行いました。介助みがきの際の姿勢や脱感作の体験、また歯ブラシやスポンジブラシの動かし方や力加減がどうだったかなど、お互いに感想や意見の交換をすることができた実習となりました。
終了後の質疑応答では聞こえない方の歯磨剤へのこだわりに関すること、毎日関わっている中でのご苦労なども聞くことができ、私たちにできる支援を今後も続けていきたいと考えています。
今回の研修会を振り返り、反省事項を改善して、7月に予定している第2回の口腔ケア研修会につなげていきたいと思います。