日時 令和5年10月22日(日)8:30~12:00
場所 川口市立鳩ケ谷中学校
内容 川口市総合防災訓練内の歯科医療救護訓練
・被災者の口腔状態の確認、症状への対応(歯科医師)
・被災者のお口に関する相談、口腔衛生指導(歯科衛生士)
主催 川口市
参加者 歯科医師 3名、歯科衛生士 2名、被災者役の地域住民の方 6名
災害時の歯科衛生士の役割は、歯科保健医療を通じて被災した方々の生活を支援することです。
災害発生直後は、怪我をしている方々への救護活動となりますが、その後、被災した生活が長引くと、お口に関するトラブルが多くなり、さらに誤嚥性肺炎の危険性も高まります。
少ない水で歯磨きする方法や歯ブラシの代わりにガーゼを用いる方法、口腔機能が衰えないようお口の体操や唾液を出すマッサージなど。水や物資が少ない中でも行える効果的な口腔ケアの方法を指導していきます。
また、防災グッズへ入れておくと良い口腔ケア用品など、口腔ケアの専門家として支援を行いました。
今回の訓練では、参加者の方々に予め「設定カード」をお渡しし役になりきっていただきました。【例】避難する際に転倒して前歯がかけた。歯が痛い。など。
参加してくださった地域住民の方々のご協力のもと訓練をすることができました。