場所:川口市立新郷小学校
日時:令和2年7月2日(木) 第5校時
対象:小学校2年生 4クラス 112名
出務歯科衛生士:8名
梅雨晴れの猛暑の中、コロナウイルス感染症対策のため5月から延期になっていた小学校歯科保健指導に伺いました。
事前に学校側担当の養護教諭と入念な打ち合わせを行いました。学校給食は、既に開始されていましたが、感染症対策のため食後の歯みがきは未だ実施されておらず、今回の指導では、いつも行っている歯垢の染め出しや歯ブラシを口に入れての歯みがきは行わないことになりました。
5月は授業参観日に実施の予定でしたが、今回は通常授業日程の中で行いました。小学2年生が対象ですので、先ずは今、生え替わりを迎えている前歯について、生え方やかたち、その役目をお話しし、犬歯やおく歯についても児童に配布したプリントに沿ってお話ししました。
歯みがき指導では顎模型を使って、歯ブラシの当て方、動かし方、力の入れ方などを指導し、前歯の三面みがきや、第一大臼歯のみがき方についてなど、特に気を付けてほしいポイントを説明しました。
いろいろな制約の中ではありましたが、身を乗り出すようにして見てくれる児童のみなさん、一生懸命にプリントを見ながら学習していくれる児童のみなさんの姿に、指導に伺えて良かったと思いました。
どれだけ伝えられるかと身が引き締まる思いで臨みましたが、子供たちの理解度を高めるためにどうしたら良いか、これからも支部の中で話し合い指導していきたいと思います。