日時:令和6年12月15日(日)13:30~15:30
会場:すこやかプラザ2F 研修室1・2
出席者:31名
本年度の教務交流会は、一般社団法人埼玉県歯科医師会専務理事の桑原栄先生、一般社団法人埼玉県歯科技工士会会長の野島正美先生をはじめ、埼玉県内にある4校の歯科衛生士養成機関である埼玉県立大学保健医療福祉学部健康開発学科口腔保健科学専攻、大宮歯科衛生士専門学校、埼玉歯科衛生専門学校、葵メディカルアカデミーの先生方9名にお集まりいただきました。本会からは会長以下21名の理事役員が参加し意見交換が行われました。
本会の現状と取り組みについて、スライドを用いて落合副会長より報告があり、その中で本会の新しい取り組みとして、期間限定ではあったが「新入会キャンペーン」埼玉県歯科衛生士会入会金の割引制度を設けたこと。また、埼玉県歯科医師会の埼歯広報の誌面への歯科衛生士会の広報について掲載をお願いしたこと。これをきっかけに、本会に入会した方もおり、学生部からは5名入会した等の報告がありました。
毎年課題になっている組織拡大については、歯科衛生士会だけでなくどこも組織離れがあることなど、学校においては生徒募集にSNSを駆使していることなどの話がありました。また、「学生は対面が苦手」「ZOOMなどオンラインの方が出席する」「静止画でなく動画の方が見る」など今の学生を反映した貴重な意見も挙がりました。
また、吉岡会長からは、「学生部から本会へ継続してもらいたい、学生部の方に何か提供できるかことがないのか」など話があり、「歯科衛生士会がどんな活動しているか」「入会するメリットがわからない」「入会のきっかけになる学生向けのセミナーがあっても」「就職し始めの方々へのメンタル的なフォローがあっても」などの具体的な意見もいただけました。
歯科技工士会の野島先生からは、歯科医師会・歯科衛生士会・歯科技工士会が一体となり、連携していくことが歯科界の発展に繋がること、歯科医師会の桑原先生からは、そのためには、それぞれの状況を皆で情報共有していくことの重要性についての話もいただけました。
各先生方から頂いた貴重なご意見を生かし、本会の魅力を発信し続けることの大切さを改めて痛感した意見交換会でした。